2019-10-02
10月1日、ミャンマー気象局(DMH)の能力強化のJICAプロジェクトの一環として、気象観測測器校正および保守能力強化を目的としミャンマー気象局職員に対して風向風速計や雨量計、温度湿度計などの気象観測機器の本邦研修(※)が弊社で開催されました。
弊社本社4階の会議室での机上講習と工場見学を行い、風向風速計や雨量計の計測原理や試験方法などに関して活発な質疑が行われ、日本と変わらない気象観測に対する意識の高さを感じました。
ミャンマーではまだ日本の気象庁のような観測網が整備されていませんが、微力ながら今後の観測網の発展に貢献できるよう協力していきたいと思います。
※JICAによる本邦研修は、日本国内を舞台とする技術協力の形態であり、毎年約1万人の研修員を受け入れています。研修員の大半は、政府や公共団体の関係者で、国、自治体、大学、公益法人、民間企業、NGOなど多方面の協力を得て、先端技術から村おこしのノウハウまであらゆるテーマに対応しているJICAの研修員受入事業は世界的にも類例がなく日本の国際協力の大きな特徴の一つとなっています。